日本郵船グループのESG活動の一環として、弊社管理船舶が奈良教育大学によるウズバキトンボ(Pantala flavescens)の長距離移動に関する研究プロジェクトに協力することとなりました。
ウズバキトンボは全世界に分布し数が非常に多いことで知られ、蚊やハエなどを捕食し食物連鎖の中でも重要な位置を占めています。
また、洋上を長距離を移動することから、ウスバキトンボは世界の生態系をつなぐ役割をもつと考えられており、移動ルートの解明等が海洋環境・生物多様性保全につながる様々な研究に役立つ可能性を秘めています。
本プロジェクトでは、弊社管理船舶乗組員が航海中にウズバキトンボを目撃した際に、生体・死骸問わずその様子を撮影・記録することで、研究に必要な情報提供を行います。
今後も海上輸送に携わる企業として、持続可能な社会実現にむけた取り組みを推進してまいります。

発見時の緯度・経度:北緯37度59.9分 / 東経134度50.3分(日本海)